沖縄旅行のリピーターになると、観光地だけでなく沖縄にしかないチェーン店を巡りたくなる人が増えてきます。
全国チェーンとは違うローカル色の強いお店に立ち寄ると、短い滞在でもぐっと「暮らし」に近づいたような体験ができます。
ここでは日本国内では沖縄県にしか店舗がない、またはほぼ沖縄限定で展開しているチェーンを中心に紹介します。
レンタカー観光やモノレール移動の合間に寄りやすいお店ばかりなので、旅のプランを立てる前にチェックしておきましょう。
沖縄にしかないチェーン店6選
ここでは沖縄でしか出会えない、またはほとんどの店舗が沖縄に集中している代表的なチェーンを6つ厳選して紹介します。
ハンバーガーやタコライス、食堂やスーパーマーケットまでバリエーション豊かなので、旅程や気分に合わせて選べます。
A&W(エイアンドダブリュ)
A&Wは日本国内では沖縄県にしか店舗がないハンバーガーチェーンで、アメリカ生まれの味をドライブイン形式で楽しめます。
看板ドリンクのルートビアは独特のハーブの香りが特徴で、おかわり自由の店舗も多くローカル気分を味わいたい旅行者に人気です。
ハンバーガーやホットドッグはサイズが大きめで、空港近くや幹線道路沿いに店舗が多いのでレンタカー観光の途中休憩にもぴったりです。
| 名称 | A&W |
|---|---|
| カテゴリ | ハンバーガーショップ |
| 名物メニュー | ルートビアとモッツァバーガー |
| 雰囲気 | アメリカンなドライブインスタイル |
| 予算目安 | 1人あたり約800〜1,500円 |
| 主なエリア | 那覇市周辺や中部エリアなど県内各地 |
| アクセス | 那覇空港から車で行きやすい豊見城や浦添の店舗が観光客に人気 |
| 住所 | 沖縄県内の各A&W店舗 |
Jef(ジェフ)
Jefは沖縄県にしかないハンバーガーチェーンで、ゴーヤーなど島野菜を使ったユニークなメニューが特徴です。
代表的な「ぬーやるバーガー」はゴーヤーチャンプルーをそのままバンズで挟んだような沖縄らしい一品で、旅の思い出にも残ります。
店舗数は多くありませんが那覇市内や南部エリアに集中しているため、那覇ステイの朝食や軽いランチに立ち寄りやすいです。
| 名称 | Jef |
|---|---|
| カテゴリ | ハンバーガーショップ |
| 名物メニュー | ぬーやるバーガーとゴーヤーバーガー |
| 雰囲気 | ローカル色の強い昔ながらのファストフード店 |
| 予算目安 | 1人あたり約600〜1,200円 |
| 主なエリア | 那覇市や南風原町など南部エリア |
| アクセス | 那覇市内の店舗は国道沿いにありレンタカー移動でも立ち寄りやすい |
| 住所 | 沖縄県内の各Jef店舗 |
キングタコス
キングタコスはタコライス発祥の店として知られるローカルチェーンで、山盛りのタコライスをリーズナブルに楽しめます。
金武本店をはじめとして沖縄本島中部を中心に店舗展開しており、地元の若者から観光客まで幅広い層で常に賑わっています。
ボリュームが非常に多いので、少食の人はシェアしたりテイクアウトしてホテルでゆっくり食べたりするのもおすすめです。
| 名称 | キングタコス |
|---|---|
| カテゴリ | タコライス専門店 |
| 名物メニュー | タコライスチーズ野菜 |
| 雰囲気 | カジュアルで賑やかなローカル食堂風 |
| 予算目安 | 1人あたり約700〜1,200円 |
| 主なエリア | 金武町やうるま市など本島中部 |
| アクセス | 金武本店は沖縄自動車道金武インターから車で約10分 |
| 住所 | 沖縄県国頭郡金武町字金武周辺 |
我部祖河食堂
我部祖河食堂はソーキそば発祥の店として知られる老舗チェーンで、豚軟骨ソーキがごろっと乗ったそばが看板メニューです。
本部町の本店をはじめ、那覇や名護などにも店舗があり、観光ルートに組み込みやすいのが魅力です。
あっさりとしたカツオだしにコクのある豚骨スープが合わさった優しい味わいで、連日の沖縄グルメに少し胃が疲れたときにも食べやすいです。
| 名称 | 我部祖河食堂 |
|---|---|
| カテゴリ | 沖縄そば食堂 |
| 名物メニュー | 元祖ソーキそば |
| 雰囲気 | 素朴で落ち着いたローカル食堂 |
| 予算目安 | 1人あたり約700〜1,200円 |
| 主なエリア | 本部町や那覇市など本島各地 |
| アクセス | 本店は美ら海水族館方面へのドライブ途中に立ち寄りやすい立地 |
| 住所 | 沖縄県国頭郡本部町我部祖河周辺 |
最強食堂
最強食堂はボリューム満点の定食が人気のローカル食堂チェーンで、24時間営業の店舗もある使い勝手の良さが特徴です。
沖縄そばやゴーヤーチャンプルーなど定番の沖縄料理から、唐揚げやカツ丼といったガッツリ系メニューまで幅広く揃っています。
観光の前後にしっかり食べたいときや、夜遅い時間帯のご飯に困ったときの強い味方になってくれます。
| 名称 | 最強食堂 |
|---|---|
| カテゴリ | 大衆食堂 |
| 名物メニュー | 肉やさいそばとボリューム定食 |
| 雰囲気 | にぎやかで庶民的なローカル食堂 |
| 予算目安 | 1人あたり約700〜1,200円 |
| 主なエリア | 宜野湾市や北谷町など本島中部 |
| アクセス | 主要幹線道路沿いに店舗があり車での移動中に入りやすい |
| 住所 | 沖縄県宜野湾市愛知周辺 |
Jimmy's(ジミー)
Jimmy'sは沖縄県内に展開するローカルスーパー兼デリカテッセンチェーンで、アメリカ風のケーキや総菜が豊富に並びます。
店内には大きなホールケーキやパイ、クッキーなどが所狭しと並び、お土産にもしやすいお菓子が手に入ります。
フードコーナーではプレートランチやステーキなども提供されており、手軽にローカルフードをテイクアウトしたいときにも便利です。
| 名称 | Jimmy's |
|---|---|
| カテゴリ | スーパーマーケット兼デリカ |
| 名物メニュー | アメリカンケーキとデリプレート |
| 雰囲気 | アメリカ色の強いローカルスーパー |
| 予算目安 | 1人あたり約500〜1,500円 |
| 主なエリア | 那覇市や北中城村など本島各地 |
| アクセス | 国道沿いやショッピングセンター内にありレンタカーでも立ち寄りやすい |
| 住所 | 沖縄県内の各Jimmy's店舗 |
沖縄にしかないチェーン店が愛される理由
沖縄にしかないチェーン店は、単に「ここでしか食べられない」だけでなく、地元の暮らしや歴史と深く結びついている点が魅力です。
メニュー構成やボリューム、店づくりに沖縄らしさがにじみ出ているからこそ、地元客にも観光客にも長く支持されています。
地元食材を生かしたオリジナルメニュー
多くのローカルチェーンでは、ゴーヤーや島豆腐、豚肉など沖縄ならではの食材を積極的に取り入れています。
Jefのゴーヤーバーガーや、我部祖河食堂のソーキそばのように、観光客がイメージする沖縄料理を気軽に味わえるのも魅力です。
旅行中に「ローカルフードを食べたいけれど個人店は少し緊張する」という人にとって、チェーン店は安心感と挑戦のしやすさを両立してくれます。
- 島野菜を使ったバーガーや定食
- 豚肉料理やソーキそば
- 泡盛に合うおつまみメニュー
- 米軍文化由来のボリューム料理
アメリカ文化が色濃く残る独特の雰囲気
沖縄は戦後長くアメリカ統治下にあった歴史があり、その影響は今もチェーン店の雰囲気やメニューに色濃く残っています。
A&Wのドライブイン形式や、キングタコスのタコライスなどは、まさにアメリカと沖縄の文化が混ざり合った存在です。
店の外観や看板、店内のポスターなどを眺めているだけでも、他県では味わえない「オキナワンアメリカン」な空気を感じられます。
| 特徴 | アメリカ統治時代のカルチャーを色濃く反映 |
|---|---|
| 外観 | カラフルな看板や大きなロゴマークが多い |
| 内装 | アメリカンポップな装飾やネオンサイン |
| メニュー傾向 | ハンバーガーやタコスなどボリューム料理が中心 |
観光客と地元客が混ざる日常の空気
沖縄にしかないチェーン店は観光客だけでなく地元の人の生活にも根付いており、その「混ざり合い」が独特の居心地の良さを生みます。
最強食堂や我部祖河食堂では、作業服姿の地元客と観光客が同じテーブルを囲む光景も珍しくありません。
そうした空気感に触れることで、旅行者も一時的に「地域の一員」になれたような感覚を味わえるのも大きな魅力です。
旅行中のシーン別に選ぶローカルチェーン
同じ沖縄ローカルチェーンでも、利用する時間帯やシーンによって最適なお店は変わります。
ここでは朝食、ランチ、夜の〆など場面ごとに使いやすいチェーンを整理してみましょう。
朝食や軽食に向いたチェーン
早朝から営業しているチェーンや、テイクアウトしやすいお店は朝食や小腹満たしにとても便利です。
A&WやJefはモーニングメニューや軽めのバーガーもあり、那覇発の観光前にサッと立ち寄りたいときに重宝します。
Jimmy'sではパンやスイーツを買い込んでおけば、ホテルの部屋や移動中の車内で手軽に食べられます。
- 早朝から営業している店舗の有無
- テイクアウトの利用しやすさ
- 軽いバーガーやパンのラインナップ
- ホテルからの徒歩圏かどうか
ランチでお腹いっぱい食べたいチェーン
しっかりお腹を満たしたいランチタイムには、タコライスや定食が充実したチェーンが活躍します。
キングタコスのタコライスや最強食堂のボリューム定食は、アクティブに動き回る観光日のエネルギー補給にぴったりです。
時間に余裕があれば、我部祖河食堂でゆっくり沖縄そばランチを楽しむのも良い選択肢です。
| おすすめチェーン | キングタコス、最強食堂、我部祖河食堂 |
|---|---|
| 向いているシーン | 観光の合間のガッツリランチ |
| ボリューム感 | ご飯大盛りや肉たっぷりメニューが多い |
| 滞在時間の目安 | 注文から食事まで30〜60分程度 |
夜の〆やテイクアウトで便利なチェーン
観光や飲み歩きのあとにもう少し食べたいときは、遅い時間まで営業しているチェーンが頼りになります。
最強食堂の24時間営業店舗や、キングタコスのテイクアウトは、ホテルに戻る前の「最後の一食」にぴったりです。
夜の運転に不安がある場合は、モノレール駅から歩ける那覇市内の店舗を選ぶと安心して利用できます。
エリア別に見たローカルチェーンの立ち寄りやすさ
沖縄にしかないチェーン店を効率よく巡るには、滞在エリアごとに立ち寄りやすいお店を把握しておくことが大切です。
ここでは那覇エリア、中部エリア、北部エリアという大まかな分け方で、旅程への組み込みやすさを整理します。
那覇・国際通り周辺
那覇市内や国際通り周辺はモノレール駅から歩いて行ける店舗も多く、車がなくてもローカルチェーンを楽しみやすいエリアです。
A&WやJef、Jimmy'sの一部店舗は那覇市内にあり、到着日や最終日の食事にも組み込みやすい立地です。
国際通り周辺でローカルチェーンと個人店を組み合わせると、短時間でも充実した食べ歩きができます。
- ゆいレール駅から徒歩圏の店舗
- 国際通り近くのローカルチェーン
- 那覇空港からタクシーで移動しやすい場所
- 雨の日でもアクセスしやすいショッピングモール内店舗
北谷・中部エリア
北谷や沖縄市を中心とした中部エリアは、キングタコスや最強食堂などボリューム系チェーンが集まりやすい地域です。
アメリカンビレッジ周辺の観光とセットで立ち寄れば、ショッピングとローカルフードを一度に楽しめます。
レンタカー利用が前提になることが多いため、駐車場の有無も事前に確認しておくと安心です。
| 主なチェーン | キングタコス、最強食堂、我部祖河食堂の一部店舗 |
|---|---|
| 移動手段 | レンタカーやタクシー利用が基本 |
| 組み合わせやすい観光地 | アメリカンビレッジや北谷のビーチ |
| 注意点 | 夕方以降は渋滞しやすい時間帯がある |
本部・北部ドライブコース
美ら海水族館や古宇利島など北部観光を楽しむ場合は、道中で立ち寄れる我部祖河食堂の本店が心強い存在です。
観光前後に沖縄そばで一息つくことで、長距離ドライブの合間にほっと一息つけます。
北部エリアはローカルチェーンよりも個人店が多いので、事前に営業情報を確認してから向かうと安心です。
沖縄にしかないチェーン店を旅程に組み込むコツ
沖縄にしかないチェーン店は、観光スポットと同じくらい「沖縄らしさ」を感じられる大切な要素です。
到着日や最終日、長距離移動の前後など「必ずどこかで食事をする時間」にローカルチェーンを組み込むと、無理なく巡ることができます。
気になるチェーンが複数ある場合は、朝食はA&WやJef、ランチはキングタコスや最強食堂、カフェタイムやお土産にはJimmy'sといったようにシーンごとに割り振ると効率的です。
沖縄ならではのチェーン店を上手に活用して、観光だけでは見えない「日常の沖縄」も一緒に味わってみてください。

