沖縄で愛犬が走り回れるドッグラン7スポット|設備や料金・芝質から自分たちに合う場所を選べる!

街路樹と花に囲まれたリゾート地の道路
暮らし

沖縄で愛犬とドッグランに行きたいと考えたときにどこを選べば良いのか迷う人も多いはずです。

この記事では沖縄本島を中心に代表的なドッグランの特徴と選び方の基準を整理しながら愛犬との時間をより快適にするコツを解説します。

無料で気軽に利用できる公園タイプから室内型やペットホテル併設型まで幅広いスタイルを紹介するので愛犬の性格や家族のライフスタイルに合わせて比較してみてください。

観光ついでに立ち寄れるスポットも多いので旅行計画を立てるときの候補としても役立ててください。

沖縄で愛犬が走り回れるドッグラン7スポット

透明度の高い海と緑の山に囲まれた静かなビーチ

ここでは沖縄本島の北部から南部までエリアを分散させながら代表的なドッグランを七つピックアップしそれぞれの特徴や向いている利用シーンを紹介します。

広さや芝の状態料金や利用条件などを押さえておくことで愛犬にとってストレスの少ない遊び場を選びやすくなります。

知花ドッグパーク

知花ドッグパークは沖縄市のゴルフコースに隣接した広大な無料ドッグランで県内でも最大級の広さを誇ります。

芝生とダートが混在したフィールドは伸び伸びと走り回りたい中大型犬にも向いており駐車場もとても広く車でのアクセスが前提の沖縄でも使いやすい環境です。

利用時間の目安は朝から日没または十九時ごろまでとされており早朝散歩や夕方の運動にも活用できます。

係員常駐ではないため出入りの際は二重扉の扱いや愛犬から目を離さないことなど基本マナーを各自で徹底する必要があります。

名称 知花ドッグパーク
エリア 沖縄本島中部・沖縄市
主な設備 大型フリーエリア・二重扉・トイレ・ベンチ
芝・地面 天然芝とダート
営業時間 おおむね6:00〜19:00
料金 無料
定休日 なし
アクセス 沖縄自動車道沖縄北ICまたは沖縄南ICから車で約10分
住所 沖縄県沖縄市白川周辺

沖縄県総合運動公園ドッグラン

沖縄県総合運動公園ドッグランは沖縄市比屋根の大型公園内に整備された公営ドッグランで時間制で無料利用できるのが特徴です。

受付で利用登録と接種証明書の確認を行う仕組みになっているため初めての人同士でも比較的安心して利用しやすい環境が整っています。

季節によって営業時間が変わるほか火曜日や年末年始は休園日となるため事前に公式サイトで最新情報を確認してから出かけると安心です。

芝生のコンディションによっては雨天時にクローズされることもあるので天候が不安定な日は予備の散歩プランも用意しておきましょう。

名称 沖縄県総合運動公園ドッグラン
エリア 沖縄本島中部・沖縄市
主な設備 芝生エリア・休憩ベンチ・水道・トイレ
芝・地面 天然芝
営業時間 9:00〜18:00など季節により変動
料金 無料(利用時間は60分単位)
定休日 火曜・年末年始
アクセス 沖縄自動車道北中城ICから車で約15分
住所 沖縄県沖縄市比屋根5丁目3−1

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PET BOX OKINAWA BIANCO ドッグラン

PET BOX OKINAWA BIANCOのドッグランは那覇市おもろまちのペットショップ内に併設された小型犬向けの有料ドッグランです。

芝生のミニドッグランとペット用品ショップカフェスペースが同じ建物にまとまっているためショッピングやトリミングと合わせて利用しやすいのが魅力です。

利用は頭数制限や小型犬のみといった条件があるほか料金プランが年パス制になるなどルールが変わることがあるため最新情報を必ず公式サイトで確認しましょう。

都心部に位置しているので那覇滞在中に車を持たない人でもモノレールと徒歩でアクセスしやすい点もポイントです。

名称 PET BOX OKINAWA BIANCO ドッグラン
エリア 沖縄本島南部・那覇市
主な設備 小型犬用ドッグラン・カフェ・トリミング・ホテル
芝・地面 人工芝
営業時間 平日11:00〜19:30 土日祝10:00〜19:30
料金 有料(年パスなどのプラン制)
定休日 水曜などメンテナンス日あり
アクセス ゆいレールおもろまち駅から徒歩約15分
住所 沖縄県那覇市おもろまち3-5-7 OKINAWA BIANCO 2F

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Wan.brella(ワン・ブレラ)

Wan.brellaは島尻郡八重瀬町にある室内ミニドッグランとドッグホテルトリミングサロンを併設した総合施設です。

屋内型のため雨の日や真夏の強い日差しが気になる季節でも空調の効いた空間で愛犬を遊ばせられるのが大きなメリットです。

利用には会員登録と事前予約が必要で小型犬から大型犬まで体重別に時間制の料金が設定されているため料金体系を把握したうえで訪れると安心です。

ワンちゃん同士が触れ合う場でもあるので利用規約やマナーをよく読み飼い主側もルールを守って利用することが求められます。

名称 Wan.brella
エリア 沖縄本島南部・八重瀬町
主な設備 室内ドッグラン・ドッグホテル・トリミング・コインシャワー
芝・地面 室内マットフロア
営業時間 10:00〜19:00
料金 体重別時間制(小型犬は1時間あたりの利用料設定)
定休日 火曜と隔週金曜
アクセス 那覇空港自動車道八重瀬方面から車で約20分
住所 沖縄県島尻郡八重瀬町屋宜原183-1

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犬走る茶屋

犬走る茶屋は恩納村瀬良垣にある天然芝のドッグランを備えたペットホテルで東シナ海を望むロケーションが魅力です。

宿泊中のワンちゃんは広々とした芝生フィールドで思い切り走り回ることができ日常では味わえない開放感を楽しめます。

ドッグランのみの時間利用プランも用意されており一頭あたり二時間単位で料金が設定されているため旅行の立ち寄りスポットとしても利用しやすいです。

利用にあたっては狂犬病と混合ワクチンの接種証明書が必要になるので事前に用意しておきましょう。

名称 犬走る茶屋
エリア 沖縄本島北部・恩納村
主な設備 天然芝ドッグラン・ペットホテル・カフェスペース
芝・地面 天然芝
営業時間 10:00〜19:00
料金 1頭2時間1,000円など時間制
定休日 不定休
アクセス 沖縄自動車道屋嘉ICから車で約10分
住所 沖縄県国頭郡恩納村瀬良垣11

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なごアグリパーク アグリドッグラン

なごアグリパークのアグリドッグランは名護市の農業公園内に新しく整備された小型犬と中型犬向けの有料ドッグランです。

園内の売店アグリストアーで受付を行い狂犬病とワクチンの接種証明書を提示してから入場する仕組みで安全性とルールがしっかり整えられています。

料金は一頭あたりの時間制で天然芝と一部ウッドチップのエリアに日陰の休憩スペースや足洗い場が用意されているため暑い季節でも比較的利用しやすい環境です。

同じ敷地内に地元産のフルーツやスイーツを楽しめるショップやレストランもあるので家族みんなで半日過ごせるスポットとしても人気が高まっています。

名称 なごアグリパーク アグリドッグラン
エリア 沖縄本島北部・名護市
主な設備 天然芝ドッグラン・ウッドチップエリア・足洗い場・カフェ併設
芝・地面 天然芝とウッドチップ
営業時間 11:00〜16:00
料金 1頭300円
定休日 木曜と年末年始
アクセス 沖縄自動車道許田ICから車で約15分
住所 沖縄県名護市名護4607-1

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ロウワー・プラザ緑地ひろばドッグラン

ロウワー・プラザ緑地ひろばドッグランはイオンモール沖縄ライカム近くにある緑地内のドッグランで防衛局が整備した無料施設です。

利用は予約優先制となっており管理事務所の窓口や電話で事前に申し込む仕組みになっているため混雑を避けてゆったり遊ばせたい人に向いています。

雨天時は中止となる場合があるほか予約枠は二週間前から受付開始など細かなルールが定められているので公式の利用ルールを必ず確認してから出かけましょう。

大型ショッピングモールが目の前という立地を生かして買い物前後の運動タイムとして活用するのもおすすめです。

名称 ロウワー・プラザ緑地ひろばドッグラン
エリア 沖縄本島中部・北中城村
主な設備 芝生ドッグラン・フェンス・管理事務所
芝・地面 芝生
営業時間 日中帯で予約枠ごとに利用
料金 無料
定休日 不定期休場あり
アクセス イオンモール沖縄ライカムから徒歩圏内
住所 沖縄県中頭郡北中城村ライカム周辺

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沖縄でドッグランを選ぶときの基準

赤瓦屋根と石垣のある沖縄の古民家

沖縄でドッグランを選ぶときは立地や広さだけでなく愛犬の性格や家族の過ごし方に合っているかどうかを総合的に見ることが大切です。

ここでは具体的に比較しやすい基準を整理し自分たちに合う候補を絞り込むときのヒントを紹介します。

立地

普段使いのドッグランを探すなら自宅から通いやすい場所かどうかが最優先の基準になります。

旅行中に寄るドッグランであれば宿泊先や観光スポットと同じエリアにあるかどうかを意識すると移動時間を短くできます。

那覇周辺はモノレールや路線バスも利用しやすく中北部は高速道路のインターチェンジからの距離をチェックしておくと安心です。

  • 自宅から車で何分かの目安
  • 宿泊先や観光地との位置関係
  • 公共交通機関でのアクセスのしやすさ
  • 駐車場の有無と台数

広さ

元気に走り回るのが好きな中大型犬にはできるだけ広いフィールドを持つドッグランを選ぶとストレス発散につながります。

一方で慎重な性格の小型犬や犬慣れが不十分な子は小さめのエリアや小型犬専用スペースがある施設のほうが安心して過ごせます。

見学だけでも可能な施設なら事前に雰囲気を確認しておくと愛犬の性格に合った広さかどうかをイメージしやすくなります。

設備

沖縄のドッグランは公園タイプからカフェ併設型室内型までバリエーションがあるため欲しい設備を整理しておくと候補を比較しやすくなります。

とくに夏場は日陰や水道の有無が快適さに直結するため設備面のチェックは欠かせません。

比較の視点 主なチェックポイント
日陰 タープや東屋があり休める場所がある
水回り 足洗い場や水飲み場が設置されている
区画 小型犬専用エリアやフリーエリアが分かれている
併設施設 カフェやショップホテルなどが隣接している
地面 芝生か砂地かなど足への負担や汚れやすさ

料金

公園タイプの無料ドッグランはランニングコストがかからない一方で混雑しやすい時間帯や利用マナーの差が出やすい側面があります。

有料ドッグランは時間制や会員制が多く一回あたりの費用はかかりますが頭数制限や会員登録によって比較的落ち着いた雰囲気で利用しやすい傾向があります。

旅行中に数カ所利用する場合は駐車場代やカフェ利用料も含めて一日のレジャー予算として考えておくと安心です。

利用条件

多くのドッグランでは一年以内の狂犬病予防接種と混合ワクチン接種証明書の提示が必須あるいは推奨されています。

ヒート中のメス犬や攻撃性の強いワンちゃんは利用不可といったルールもよくあるため事前に公式サイトの利用規約を確認しましょう。

会員制や予約制の施設では初回登録の手続きや予約方法を事前に把握しておくことで当日の受付をスムーズに進められます。

沖縄のドッグランを楽しむためのマナー

黄色い花咲く庭園と赤瓦屋根のあずまや、遠くに見える伊江島

安全で気持ちよく利用できるドッグランを維持するためには施設ごとのルールだけでなく飼い主同士の思いやりも欠かせません。

ここでは沖縄のドッグランを利用するときに意識したい基本的なマナーやトラブルを避けるためのポイントを整理します。

基本ルール

ドッグランへ入る前には必ずリードを付けた状態で他の犬の様子を確認し落ち着いてから入場させることが大切です。

排泄物はすぐに片付け持ち帰り用の袋や水などを必ず携帯しフィールドを清潔に保つ意識を持ちましょう。

ボールやおもちゃを使う場合は周囲の犬が苦手としていないかを確認し混雑時は使用を控えるなど柔軟に配慮することが求められます。

  • リードを外すのはエリアに入ってから
  • 排泄物は責任を持って処理する
  • おもちゃ利用時は周囲の様子をよく見る
  • 子ども連れのときは目を離さない

犬同士の距離感

初対面の犬同士をいきなり正面から近づけると緊張が高まりトラブルの原因になることがあります。

まずは横並びで歩かせるなど距離を保ちながら様子を見て相性が良さそうであれば自然な挨拶に任せるくらいの感覚が安心です。

遊びがヒートアップしてマウントや追いかけ回しが続くようなら一度呼び戻してクールダウンさせるなど飼い主が介入する姿勢を持ちましょう。

夏の暑さ対策

沖縄の夏は地面の照り返しも強く短時間でも肉球が熱くなったり熱中症のリスクが高まります。

日中のピークタイムを避けて朝夕の涼しい時間帯を選ぶか室内型ドッグランを活用することが安全面で非常に重要です。

こまめな水分補給と日陰での休憩を徹底し少しでも普段と違う様子が見られたらすぐにクールダウンと休息を優先しましょう。

沖縄旅行で愛犬との時間を深める過ごし方

石造りの門と緑に囲まれた沖縄の城跡

沖縄旅行でドッグランを利用するなら単に遊ばせるだけでなく周辺のビーチやカフェと組み合わせることで一日の体験がぐっと豊かになります。

ここでは犬連れ旅行で取り入れやすい過ごし方のアイデアを紹介しドッグランを軸にした旅のイメージを膨らませていきます。

ビーチ散歩

ドッグランの前後に近くのビーチを短時間散歩コースとして組み込むと沖縄らしい景色を一緒に満喫できます。

砂浜は足腰の負担が軽く適度な運動になる一方で真夏の日中は砂の温度が高くなりやすいので時間帯には注意が必要です。

遊泳期間中はペット立ち入りが制限されるビーチもあるため事前に各ビーチのルールを確認してから向かうと安心です。

  • 朝夕の涼しい時間に歩く
  • リードを付けて海辺を散策する
  • ペット可のエリアか事前に確認する
  • 濡れた体を拭くタオルを持参する

カフェでのんびり過ごす

カフェ併設のドッグランや犬同伴可能なテラス席を組み合わせると飼い主もリラックスしながら愛犬の様子を見守れます。

ランチやスイーツを楽しみつつワンちゃんメニューが用意されているお店を選べば特別感のある時間を共有できます。

店内同伴の場合はカフェごとのルールに従いリードの長さや椅子に乗せてよいかどうかなど細かい点も事前に確認しておきましょう。

愛犬と泊まれる宿を拠点にする

ペットと泊まれる宿を拠点にすればチェックイン前後に近くのドッグランを利用するなど一日の動線をシンプルに組み立てられます。

宿泊施設によっては専用ドッグランや足洗い場を備えているところもあり移動の負担を減らしながら十分な運動時間を確保できます。

宿とドッグランのスタッフにおすすめの散歩コースを聞いてみるとガイドブックには載っていないローカルな楽しみ方を教えてもらえることもあります。

愛犬と沖縄で過ごす時間を心地よくする考え方

赤い屋根が特徴の沖縄・首里城の正殿

沖縄には無料で気軽に利用できるドッグランから設備が整った有料施設室内型までさまざまな選択肢があり愛犬や家族のスタイルに合う場所を選びやすい環境が整っています。

立地や広さ料金といった条件だけでなく暑さ対策や犬同士の相性などソフト面にも気を配ることでワンちゃんにとっても飼い主にとっても心地よい時間になります。

旅行でも日常でも無理のない範囲で複数のドッグランを試し愛犬が一番リラックスできるお気に入りの場所を見つけていくことが長く付き合える遊び場づくりの近道です。

ルールとマナーを守りながら沖縄ならではの海風と緑に包まれたドッグランで愛犬との時間を存分に楽しんでください。